疑似確わかばは意外と優秀
わかばに攻撃を25くらい積むと、疑似3確になります。ZAPもシャプマも同じ攻撃力なので、同様に疑似3確でキルタイムは0.1995s*1になります。だから画像もZAPで検証したときのを使いまわしています。
わかばシューターの射程と拡散ならば、4発当てるのはきびしいことも多いでしょうし、相手に沼ダメージを負わせる、ボムの爆風を当てるなど疑似確を狙いやすいという観点からとても相性がいいんじゃないかな、と。
以下、蛇足。
攻撃を積むメリット、デメリット
まずメリットとして、戦闘スタイルに迎合した疑似確が使えること、キルタイムがスシコララインを越えること、段差や射程ギリギリでの間合いに強くなること、ボムの性能が上がり搦め手が強くなること、シールドが割りやすくなること、確定数を5にされるのを防ぎやすくなること、でしょうか。確定数と、各種オマケは他のブキで攻撃を積むメリットと一緒です。
疑似確が迎合する理由は以下の通り。
- 射程が短いため間合いがつまり、足元に落ちるインクを踏ませやすい
- ボムを併用するパターンが多いので、爆風込みで2確が狙える
- 拡散値が大きいので、キルに必要な弾の数は少ない方がよい
キルに必要な弾の数が減るので、間合いを少し離したところからの戦闘もやりやすくなります。キルにかかる時間が減るということは、相手に狙われる時間を減らし、結果デスが減ることにつながるからです。
デメリットは、単純にギアパワーを30近く圧迫することです。疑似確を狙いさえしなければ、攻撃は10もあれば上記の大半のメリットを享受でき、そのうえでスペシャル延長、イカ速度などの有用なギアパワーを多く採用できることです。また、相手が防御を積んでいた時にこの戦術が使えなくなることです。現状、攻撃わかばが流行していないことからも、疑似確がいかに安定させがたい戦術か、そしてわかばのギアスロがいかにカツカツか、垣間見ることができましょう。
残りギアパワー30をどう使うか
スペ増、スペ延、イカ速、ヒト速、マキガ、インクサブ、インク回復、これがわかばに搭載したいギアパワー*2です。
スペ増10 イカ速9 攻撃25 スペ延3 マキガ
まあ、組むとしたらこんな感じでしょうか。アタマが攻撃16-19だとして、残りはイカリスウェット+キャンバスクマノミにすると、わりとメジャーなギア、なくても純ブランドなのでお財布にやさしい。イカ速である程度の移動速度を確保、バリアも使いやすく、前線で動きやすいマキガのセットです。スペ延3はダウニーが仕事しなかった産物ですが、それでも同時にバリアを吐いてちょっとアドがとれるからナシではないです。
スペ増10 インク回復10 イカ速9 攻撃28
マキガが必要なほど暴れまわらない、リッターが出ないステなどなら、インクに割くのもアリです。インクサブと好みが分かれますが、ここはプレイスタイルと相談。ちなみに、画像のように純ブランドで実現できます。
スペ増10 ヒト速10 イカ速10 攻撃残り
頭攻撃16-19、ガチガサネ、ラバーソールホワイトらへんで組めます。射程ギリギリでの戦闘を活かすことをはじめとする前線での戦闘に使いやすいやつ。最近は足の速いスシコラやZAPなどが増えたので、そのあたりの対策をはじめとし、ヒットアンドアウェイ、塗り効率の上昇など、ヒト速の恩恵を得ていきます。
わかばだと、どのギアにも圧倒的に強弱があるわけではありません。どちらかというと、そのギアの能力をいかに引き出せるかにつきます。どちらかというと、自分の戦闘スタイルに合っているのはどれか、自分がしたい役割はどんなか、で選ぶくらいのものです。
ただ、この疑似確わかばはあまり警戒されません。疑似確を成功させると途端に敵の動きが変わったり、自分でやってても爽快感があります。面白いのでお試しあれ。